就職するなら大企業!

話題としては時期はずれかな。
自分が就職活動をしていた時期は、自分のやりたい事をやれる自由度の高い中小企業だ!と的を絞っていた。まぁ、大きい所も受けたけど、自分自身の本命は中小企業だった。


イメージ上の中小のいい所は、ルールが出来上がっていない。これが正しいと思った事が出来る。会社の成長度合いを見ながら自分も成長できる。
こんな感じかな。そんな夢を持っていた気がする。正直、覚えていない。


話はそれるけれど、何でこんな話を書いたかと言うと今日お客さんに飲みに連れて行ってもらった席での事。自分は30前の若いの、お客さんは団塊世代の後釜といった感じだ。
お客さんは話好きで色々聞いていた。久しぶりの聞き役。
「自分が会社に入りたての頃に、ちょっとアイデアを思いついた。いいアイデアだと思った。これに上司は数億円の価値をつけて自分にその金を渡してくれた」
そんな話をするわけである。


演技で調子を合わせたわけではなく、本気で「へぇ〜!!」といった。言ってしまった。自分の大企業のイメージはそうではなかった。いいアイデアを持っていても上の人が勝手に自分のアイデアとして持っていく。そのぐらいのイメージ。押し合いへしあいの泥仕合が企業内で行われていると思っていた。


大学時代から就職するまでに、中小企業は100社以上は受けた。しかし、明確に自分自身を見ているなと思ったのは2社だけで、後は会社の人間が自分(私)をを好きかどうかで判断していた。支離滅裂な言葉も沢山聞いた。そんな中では喧嘩になる人もいるだろうし、二度と就職活動をしたくない!と思う人も出てくるだろう。


もし、自分が人よりも何かしら優れている様に思うし、やれる!と思う人は大企業を受けるべきだ。面接も好き嫌いよりは人物を見ているようだし、受かった後もきっと一般的なイメージにある歯車で終るなんて事も無い様だ。お客さんの中で出来る人達は本当に忙しく飛び回っている。会う事すら難しい。給料もいいし。


今日は、転職の際は大企業を本気で考えてしまう飲みのお誘いだった。