「な」を考える

「奈」を考えるような質問が人力検索にあった。
こちら


「な」という音はかなり難しいと思う。「な」はどんなところで使われるか?そこを探るのに見えそうなところは「あなた」が一番使われている様に思う。他は「そなた、名をなんと申す」なんて台詞。時代劇ではありそうだ。


上記の「名」では「な」一文字でnameを指す事が出来る。しかし、それでは「そなた」の説明が着かない様に思う。「そ」がそこ、を示していると思う。場所だ。また「た」は自分では無いもの、「他」では無いかと思う。では、「な」は一体何なのか?


これは直球で「あなた」でいいのではないだろうか。自分では無い、人。多分これを「な」というのではないか?だから、ファンタジーなんかの「名をなんと申す?」なんて質問は無くて、「なは何と申す?」という感じ。What do you say?な感じだ。初対面で対面している人間に対して、「あなたはなんと言いますか?」と最初に口にする言葉で考え方、主義主張を聞いているのだ。それで、自分とは違う人間との距離を測ろうとしていたのではないか?では、「奈落の底」って何だろう?人間が落ちる、最も低い場所で説明ができそうな・・。微妙。


この答えで、昔色々抱えてい他自分自身の疑問は割と片付いた。まぁ、疑問が残らないではないけど。どこと無く、「な」の深さはこんな物ではない!と思う自分がいる。


しかし、「な」を質問に上げるような凄い人が世の中にいるなんてビックリだ。自分がいかに井の中の蛙かを思い知る。