明日は情報処理試験

受けようと思っていたのは、ソフトウェア開発者の試験。
経済産業省が認めるプログラマーになろうと思った、というか先輩に殆ど騙されて申し込みをしてしまった。非常に後悔している。


何を後悔しているのか?
それはプログラマにとって必要な知識が問われている資格には、とてもではないが見えない事。
そんな事に勉強時間を取られてしまった事を後悔している。
先輩にその旨を伝えると
「そうそう、あれ関係ないよなぁ。今までとった資格の中で一番難しかった割に全く役に立ってないしなぁ。」
「君も、あの資格が役に立たない解っただけでも良かったじゃないか。うん。」
だそうだ。一人で納得して、一人で笑っていた。厳しい業界だ。
ちなみに先輩は資格マニアで、なんだかんだと資格を持っている。お金が絡むアプリを作るという話が出ただけで、簿記2級を取ってくるような人だ。


勉強も途中で止めてしまったし、明日は受験しないだろう。
経済産業省ももう少し、これを勉強すれば出来るプログラマになれる!と思わせてくれる内容の試験をして欲しいなぁ。正直数学とか要りませんから。論理的な思考をするなら日本人には日本語が、現代文という科目がある。
実際、大学入試などでは数学は公式を覚えた者勝ちだったが、現代文は論理的思考を求めている。
漢文から、古典と歴史をふみ、現代文へという流れを追うだけでも、かなり論理的な思考が求められると思う。


日の丸検索エンジンを成功させたいなら、まずは資格の内容を問い直して欲しい。なぜ数学を入れるのか。そのメリットとデメリット。本当にその問題を軽々とける人間が出来るプログラマなのか。
「自分たちの作った問題で優秀な成績を収めた者だけで作る検索エンジンgoogleに負ける訳が無い!」と、そのぐらいの意気込みで資格問題を作って欲しい物だ。
現状、資格試験の内容を見る限りそういった信頼は出来ない。